第35回;「カフェインはダイエットに効くのか?」

カフェインはダイエットに効果があるのか?
結論から言うと、効果があります。

しかしながら、
安直に、ただコーヒーをガバガバ飲んでたら、
痩せるというものではありません。

カフェインは、第23回で紹介したドーパミン・ノルアドレナリン効果により、
自分の体を、機敏に動かすことのできる、緊張状態へ移行させ、
効率よく糖分を消費する状態になることができます。

実際に、運動をすることにより、
この効果が発揮されます。

カフェインを摂取する。

運動する。
(効率的に糖分消費、脂肪を燃焼)

筋肉がつく。

代謝が促進され、痩せる。
(筋肉量が上昇したことが要因で)

ざっと、こんな感じの好循環ですね。

次は、悪い側面。
カフェインを摂取することによる悪循環を紹介します。

カフェインを摂取することにより、ホルモンが分泌され、
一時的に血糖値の量が増加します。

カフェインだけでも増加しますが、
コーヒーを飲む時は、パンや甘いものが欲しくなりますよね?
これらを一緒にとることにより、
爆発的に血糖値が上昇して、脳は満足感を得ます。

しかし、その後に待っているのは、血糖値の急激な下降です。
急激な下降は、「お腹減った。何か食べたい!」
という、人間の本能に訴えかける強い衝動を引き起こします。

これが引き金となり、
必要以上にご飯を食べたり、間食の量が増えたりします。

コーヒーを飲んだ一時間半後くらいに、
すごくお腹が減ったということはありませんか?

コーヒーと一緒にパンをいっぱい食べたはずなのに何でだろう。
と思ったことありませんか?

その正体はこれだったんですね。

カフェイン摂取する。

血糖値が急激にあがる。

血糖値が急激に下がる。

ものすごく、お腹が減った気がする。

必要以上に食べる。

太る。

まぁ、カフェインを飲んでりゃ痩せる!
ってもんではないということですね。。

血糖値の急激な上昇を避けつつ、
適切にカフェイン効果を使って、運動を持続的にして行きましょう。

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(– -)(_ _)ペコリ