第34回;「カフェインの代謝は加齢とともに落ちる。」

夏のアイスコーヒーって、美味しいですよねぇ。

特に、氷を大量に入れて、
ちょっと水で薄まって、さっぱりしたコーヒーが、
夏の暑さを一瞬忘れさせてくれます。

私がコーヒーを飲み始めたのは、中学校の時でした。
きっかけは、コーヒーが美味しかったのではなく、
朝の排便を促すためでした。
(あまり綺麗な話じゃないので、さっと流して下さい。)
コーヒーを飲むと、20分後には、お腹が痛くなるんですよね。(汗)

学校で排便をするのが恥ずかしかったので、
家でスッキリ済ませることができる、この作用は私にとって、
すぐに必要不可欠なものとなりました。

中学の頃は、朝ごはん・勉強してる時・ゲームしてる時、
常に、砂糖と牛乳たっぷりの甘いコーヒーを飲んでいました。
高校の頃も大学の頃も同様です。

何も問題もなかったし、体に症状が出たことも一切ありませんでした。

しかしながら、40歳になった現在、同じことをすると、
一時的にはキリッとするが、後に、吐き気や疲労感にさいなまれます。

カフェインは肝臓が分解するそうです。

今、何かピンと来ませんでした?
何かと似てると思いませんか?

そうです!
お酒と似てるんですね。

お酒も飲み始めた頃は、何杯飲んでも平気ではなかったですか?
二日酔いも今ほど酷くなかったことはないですか?

アルコール、カフェインを飲み続けると、肝臓を酷使しています。
たまに、休ませないと疲労が取れません。
(アルコールとカフェイン、肝臓に与える影響を比べた場合、
 比にならないほど、アルコールの方が影響は大きいです。)

年を重ねると共に、肝臓の代謝機能も落ちてきます。
昔はカフェイン耐性があったけど、
今はなくなる(衰える)というメカニズムです。

コーヒー、昔は大丈夫だったけど、
今は辛いなぁと思ったら、
お酒とコーヒーを飲まない期間を作って、
肝臓を休めてみてください。
きっと、美味しく飲めるようになると思いますよ。

ちなみに、少量のカフェインは肝臓にいいという研究結果もあるそうです。
しかしながら、肝臓がある程度いい状態を保ていることが前提なので、
休肝日を取りながら、調整して飲む必要はあると思います。
https://style.nikkei.com/article/DGXMZO17225250S7A600C1000000?channel=DF140920160927&page=2

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(– -)(_ _)ペコリ