第46回;「写真撮影減殺効果」

写真を撮ると、景色や場面の記憶が薄れる効果です。
詳しくはこのページを参照してください。
https://www.google.com/amp/www.afpbb.com/articles/amp/3004873

旅行に行くと、写真をたくさん撮りますよね。
主体的に景色を楽しめていればいいのですが、
写真を撮りたいがために、景色を見るようになると、
記憶に残らないとのことです。

ここから書くことは、私が勝手に思っていることなので、
何のエビデンスもありません。

写真という技術があると、
脳が勝手に、
「写真に記憶したから、これは覚えておかなくていいや。
俺の記憶容量を無駄に使いたくないんだよな。」

って、判断してるんだと思います。

これは写真だけではなく、
スマホやPCみたいな便利なものがあると、
「任せられるものは、全部、任せよう!」と、
無意識のうちに、脳が使う場所を、
自動的に振り分けているんだと思います。

このおかげで脳の空いた記憶容量に、
別の新しいものを入れることができるので、
非常にありがたいことではあるのですが、
写真については、一つだけ懸念があります。

懸念とは、
”写真を撮ると、その瞬間の感情とか感動が薄れているのでは?”
ということです。

景色を見るということが目的の場合と、
写真を撮るということが目的の場合では、
感動の量が違うと思うのです。

こう考えると、時と場合により、
カメラやスマホを持たずに、
観光地に行ったり、きれいな景色を見たりしたほうが、
いいことがあるような気もしています。

自分の感情を動かして、記憶する。
子供の頃、学校の帰り道で見た、畦道の夕焼けのような、
印象的な景色を増やしていくことも、大事ですよね。

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(– -)(_ _)ペコリ
continuity is the father of success.