第72回;「本の紹介-3 ~世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事~」

今回は本の紹介をします。

本の内容はというと、
「科学的なエビデンスがあって、
 本当に健康にいい食べ物はこれだ!」
というものを分かりやすく紹介しています。

エビデンス(根拠のある証拠)をベースにして紹介している本なので、
そこら辺りで出回っているような、
”〇〇だけ食べれば健康になれる!”的な本よりも、
信頼性が高いと感じました。

タイトル:世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事
筆者:津川 友介
発行日:2018/04/13
本:https://amzn.to/34uNCAW

まず、何より、筆者の言いたいことは、
世の中で言われている様々な「健康になる食べ物」について、
ほとんどは信じることができないということです。

なぜか。

白米→農家に影響があるので、政府は悪く言えない。
その他農作物→農家のロビーイングがあるので、悪く言えない。
テレビで紹介される食べ物→スポンサーがあるので、取り立てて良く見せる。
ネットや本→広告料や本を売りたいだけで、本質を理解せずに書く。

ということらしいです。

この本は、これらのことを踏まえて、
科学的に証明された「健康になる」食べ物はこれだ!というのを、
分かり易く紹介しています。


それでは、科学的に証明されている、
本当に体に良いものは何か。
(体に良いものとは、病気になりにくいという意味)

1.茶色い炭水化物
 〇玄米、そば粉
 ×白米
2.魚
 〇魚類全般、鳥肉
 ×赤い肉→牛肉、豚肉
3.野菜と果物
 〇野菜や果物を料理して食べる
 ×果汁100%ジュースや野菜ジュース
4.オリーブオイル
 〇オリーブオイル
 ×バターなどの飽和脂肪酸
5.ナッツ類
 
※これは、一般のオフィスワーカーが基本になっています。
 成長期の子供やスポーツしている人は、当てはまらないとのこと。

ざっくりまとめると、地中海料理は、体にいいということです。
日本料理は、幅が広く一概に体にいいとは言えない。
あと、塩分が多すぎるようです。

以上、要約でした。
詳しく知りたい場合、本を読んでみることをおススメします。

テレビやネットの情報のみを、主にして取得している人にとっては、
目からウロコものの情報だとおもいます。
本のタイトル通り、本当にシンプルなので、
食生活の改善を図るのであれば、とてもいい本だと思いました。

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(*- -)(*_ _)ペコリ
continuity is the father of success.