第63回;「傷つくことを恐れるな。」

ウメハラジオ38回の【1時間10分頃~】の話です。
https://www.youtube.com/watch?v=Wa-_SR7Dd_Y

これを聞くに当たって、
まずは格闘ゲームの専門用語を解説しておきます。
私もゲーマーではないので、ネットで調べたことなのですが。。(; ̄ー ̄A アセアセ・・・

前ステ:前方へのステップのこと。相手に向かって飛び込むこと。


格闘ゲームがわからない人は、
”リスクがあるけど、うまくハマればメリットもある行動”
という解釈をすればいいと思います。


それでは本題へ。

ウメハラさんの”なぜ傷つくことを恐れてはならないのか?”
に対する回答。

結論から言うと、「成長できないから。将来、何も残らないから。」
という当たり前の答えなのですが、
結論に辿り着くまでの、
ウメハラさん独自の論理と抽象化された事例が最高でした。

成長するためには、失敗することは必須。
失敗に伴い、傷つくことも必然なのですが、

それでは、
「どうすれば、傷つくことを恐れないようになるのか?」
という誰もが考える問いに対して、

ウメハラさんは逆の視点から、回答を導きます。
「逆に、傷つかなかったら、どのような将来が待っているのか?」

これを”歯医者に行くこと”を抽象化して、話しています。



虫歯ができた。

対処として、歯医者に行く。

他方で、
『歯医者は怖い。
 痛い思いするのは怖い。』
という、一時的な恐怖心が頭を支配しようとする。

しかしながら、大抵の人は歯医者にいく。

なぜ、歯医者に行くのかというと、
行かないと、将来的にヤバいことがわかっているから行く。
虫歯だらけの人を見たことがあるから行く。
自分はそうなりたくないから行く。

この行動は、
目先の傷つくことを恐れることなく(感情に左右されることなく)、
理性的に考え、将来を見据えた行動を取れているということです。

しかしながら、
人生において、傷つくことを恐れる人・失敗を恐れる人は、
自分の理性・理論で考えた行動より、
目先の感情に流されて、何も行動しないことを選択します。

上記の例えでいうと、
「痛い思いをするのは嫌だから、歯医者に行かない。」
という選択をします。

歯医者に行かないのは、
ちょっと考えれば、ありえない行動と気付くはずですが、
これが人生となると、急に認識できなくなります。

「歯医者に行くことを怖がっていると、
 将来的に歯がボロボロになる。」
これは実例を知っているから、認識できる。

「目先の傷つくことを怖がっていると、
 将来的に人生がボロボロになる。」
これは実例を知らないから、認識できない。

目先の感情で行動をすることをためらうのではなく、
自分の理論・理屈で、将来、自分がどうなるのかを具体的にイメージし、
長期的な目線をもって、自分の行動を判断していく。
これが大切。

認識できれば行動を変えていける。
失敗も自分にとって、プラスの方向へ変えて行ける。

ある日突然、神様が現れて、人生を好転させてくれることはない。
ある日突然、ドラえもんが現れて、便利な道具をくれることはない。

失敗に臆することなく、行動し続けること。
これが将来を見据えて、成長するために必須だと言うことを、
ウメハラさんは言っています。

本当にわかりやすい例えですよね。

もしも、自分が行動をためらうことがあるとき、
一度、この例えを思い返してみて下さい。

もしかしたら、
それによって、自分の気持ちと行動に変化が起きるかもしれません。

今まで無風だと思っていた世界に、
感じたことのない風が吹き込んでくるかもしれません。

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(*- -)(*_ _)ペコリ
continuity is the father of success.