第30回;「勝負論-1」

結論として、この本は、そこら辺の自己啓発の本と、
言わんとすることは同じかもしれません。

実際、著者も本の中で、
「結局、先人たちが言っていたことと同じことを言っている。」と述べています。

しかしながら、
はっきりとした違いは、
著者の実体験をもとに、
その時々の自分の感情の動きや、「どのように物事を捉えたか」など、
具体的な著者の視点と感情を、
多面的かつ論理的に、文章に盛り込んでいるため、
そこら辺の自己啓発の本と比べ、実生活に落とし込み易いと思います。
自分の姿を著者と重ね、本の中に投影できる人もいると思います。

もう一つ、私がこの本をお勧めする理由は、
この考え方は不変的な内容であると言えるからです。

今後、10年、いや、20年・30年経っても、
色褪せることはないと言い切れます。

何度も読んで、梅原大吾さんの考え方や生き方を抽象化して、
自分の中にインストールすれば、
今後の生き方や価値観が変容するのは、間違いありません。

次回へ続く

それでは、また次回、お会いできることを楽しみにしております。
(– -)(_ _)ペコリ